こんにちは前橋准看護学校です。
先日1年生が群馬大学医学部附属病院にて解剖見学実習をさせていただきました。
看護業務の特性上、人体の構造を理解しておかねばいけません。その為、教科書やモデルを使って細かく講義が行われますが、それでも実物を見なければ理解できない事も沢山あります。今回の解剖見学実習では「献体」で解剖の様子を見せていただき身体構造や解剖学への理解を深めます。
みなさんは献体(けんたい)についてご存じですか?
献体は医学・歯学・看護学の教育や、医療等の発展の為、死後に自身の身体を無償で解剖実習に提供することです。生前、献体の意思があっても、死後にご遺族の方が反対されれば献体としての提供は成立しません。
このような背景から、解剖実習で献体として自身の身体を提供していただいた方、そしてそのご遺族の方への感謝と尊敬の気持ちは忘れてはいけません。
無償で御身を捧げる篤い心と、確かにそこにあった命を感じ、見学実習に臨む生徒たちは厳かで張り詰めた空気に包まれます。生徒にもいい意味での緊張が伝わり、とても貴重な学びの機会となりました。
このように、前橋准看護学校では病院や医療機関にて、貴重な演習や見学の機会を設けさせて頂いています。「看護」と一言で言ってもその仕事に携わるのは准看護師や看護師だけでなく多くの医療従事者と患者さん、そのご家族どうしが支え合って成り立っています。様々な実習施設でたくさんの人に会い、多くのことを少しずつ学んでいくのです。
自分のペースで、あなたも看護の道を進んでみませんか?
*医療機関等での演習・見学は社会情勢や受入先施設の意向により、変更となることがあります。
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