戴帽式とは、病院等での実習に赴く前に看護学生にナースキャップを与え、看護業務に従事する者として生命と向き合う覚悟と、看護者としての誇りや責任を自覚させるための儀式です。入学してからこの戴帽を受ける日まで、看護学生は基礎を学んできました。この戴帽式を経て、看護学生はいよいよ患者さんと接する実習へと進みます。
戴帽式当日の朝、先生たちがせっせと準備を始めます。
これはナイチンゲール誓詞が記された旗です。看護を生業とする上での精神的な在り方、職業人としての規範が記されたものです。生徒たちは全員この全文を暗唱することができます。私も2文目までなら暗唱できます。来年の式典までにもう1文覚えておきます。
呼名され壇上でナースキャップを受取、先生に留めてもらます。その後、2年生の先輩からキャンドルをもらいます。
キャンドルを渡す2年生です。去年の戴帽式から1年が経ち、その横顔からも看護者としての自覚がうかがえます。
会場が暗転しキャンドルサービスがはじまります。ナイチンゲール像に灯された炎を生徒ひとり一人がもらい受けます。
みなさんそれぞれの理由で前橋准看に入学してきました。ろうそくの火は、生徒たちにどんな未来を照らし出すのでしょうか。コロナ禍になり報道等でも医療現場の厳しい状況というのは国民全員が知るところとなりました。そんな状況において尚、看護の道を志して前橋准看に入学してくれた生徒の皆さんのことをとても誇らしく思います。
1年生が戴帽式で留守にしている教室では、2年生が飾りつけを進めています。
机の上には美味しそうなものが置かれていました。
私たち事務職員にも同じく美味しいプレゼントがありました。前准生ありがとう!
私たち事務職員にも同じく美味しいプレゼントがありました。前准生ありがとう!
2年生が1年生の戴帽をお祝いするのは前准の伝統だそうで、こういう思いやりが世代を超えて受け継がれていくのはいいことですよね。
戴帽生にとってとても良い1日となりました。式典の挙行に辺り、ご理解いただいた方々にはこの場にて御礼申しあげます。
最後に、この日の前准生のいい笑顔を載せてまとめといたします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
群馬テレビさんが映像をアップしてくださっています。こちらもぜひご覧ください。
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