先輩の声-vol.12

2022年4月21日木曜日

受験生向け 先輩・卒業生の声

t f B! P L

今回で12回目となりましたインタビュー企画『先輩の声』
令和4年度最初の先輩は 鈴木さんです。

育児と仕事、そして看護学生として
【社会人前橋准看護学校前橋高等看護学院】


「以前は看護と関係ない業界で働いていましたが、今後のことを考えると資格を取ったほうがいいなという気持ちが出てきました。そして、やっぱり資格を取るなら将来性もあり安定して雇用のある看護資格がいいなぁと思い、受験を決意しました」



――受験や入学後のことで不安はありましたか?
「そうですねぇ、考え出すとキリがないので、絶対受験すると踏ん切りをつけた感じですね。あとは、子どもの事はやっぱり頭をよぎりました」

――保育園や学校の預かりの時間についてでしょうか?

「そうですね。私の場合、子供が学校に行っていたので、看護学校に通うための時間の工面の心配はなかったんです。どちらかというと勉強の習慣と家事と子育てをうまく同時並行できるか、ということが少し気になっていました」


准看生に自身の体験談を話す鈴木さん
気になっていたと言う割に、鈴木さんの表情は明るく、あまり不安を感じさせるような印象はありませんでした。鈴木さんは言葉を続けます。
「看護の資格って専門職で雇用も安定しています。国家資格で一生ものですよね。みんなが簡単に取れる資格なら、きっと一生ものにはならないし、その専門性に応じた雇用の安定性もないと思います。そうした資格を取れるのなら頑張ろうと覚悟が決まりました」




――看護系の学校は前橋准看以外にも沢山あったと思いますが、前橋准看を選んだ決め手について教えていただきますか?

「私の場合は、学校に通いやすいことも決め手の一つになりました。毎日のことなので何かハードルを下げられるものがあれば、それに越したことはないと思います。あと、校舎がきれいな所もいい点ですよね」




「通いやすい、校舎や実習教室がきれいっていうのも、勉強が億劫だなという気持ちを軽減してくれます。いろんなハードルを下げて、勉強に集中できる環境を作れるのは大切なことだと思います」


――前橋准看の特徴ってどんな所だと思いますか?

「前橋准看の先生って、面倒見がいいです。お母さんみたいな感じ。専門学校の先生ってもっと付き合いが薄いと思っていたんです」
「イメージですけど、授業や試験の時くらいで、あとは成績がこっちに伝えられて終わりみたいな話をよく聞きます。それを考えたら、本当によく面倒をみてくれるなぁと感じていました」

――鈴木さんが先生たちを「お母さんみたい」と言う理由はどんなところなんでしょうか

「課題の提出期限が近づいてくると『課題だした?』と声をかけてくれるし、ホームルームに来てない人には電話して『起きてる?学校おいで!』と言ったり、お母さんが子どもの面倒みてるような感じですね。本当に面倒見がいいです。普通は課題が出てこなければ評価は付かずに終わりですよね。出席だって来なければそれで欠席になります。ですが、ここまで親身になって世話を焼いてくれる学校はないと思います」

「親切な先生ばかりでありがたいですが、その親切心に甘えたままじゃいけないですよね。先生たちも期待を込めて面倒を見てくれてるので、それに応えて最後まで頑張らなきゃなという気持ちになりますね」


「家庭と学校と仕事、全部うまく回すのは大変ですが、やってみないと分からないと思うんです。私は資格を取りたいので、まず動いてみようと思いました。今、受験しようか悩んでいる人がいたら、まずは学校に質問したり行動することで悩みを解決できるかも知れないですね」




――今、高看に進学して看護について更に勉強を進めていますが、どんな将来を見据えているか教えてください。

「地域にねざした医療に携わって、自分の住んでるところに貢献できたらいいなと思っています。高看への進学は考えてなかったのですが、勤め先の先輩が前橋高看の在校生で、その方たちからのススメもあって思い切って受験することにしたんです」


 「子どもが勉強している傍らで私も課題に取り組んで親子で同じことをしている。一体感というか、親子関係もいい感じです。こうした経験も前橋准看と前橋高看に進学したからこそ得られたものなんだなぁと思っています」

「高看は夜間の学校なので、子ども過ごす時間が気になりましたが、よく考えてみると、看護学生になる前も日中は仕事で子供の学校行事に参加できない事がよくありました。そう考えると今は昼間の時間帯は自由に使えるので、子供との時間も増えたし、家事や仕事も効率的にできているかなぁと思います」


――お子さんとともに未来へと前進する鈴木さん。親子で一緒に頑張れる環境ってとても素敵ですね。鈴木さん貴重なお話ありがとうございました。


次回は高校から前橋准看へと進学した先輩のお話をご紹介します。
どうぞお楽しみに。それでは皆さん、素敵な週末を。

このブログを検索

  • ()
  • ()
もっと見る

先輩の声-vol.13

QooQ