注射器より大切なもの

2022年2月18日金曜日

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こんばんは前橋准看です。今回は1年生の注射演習の様子を撮影してきました。
注射の詳しい概要は以前の記事【皮下注射演習】 【静脈注射演習】 も併せてご覧ください。


この日の演習は注射について学んで2回目の演習だったような気がします。分からないところもありつつ、グループのメンバーと協力して正しい手順を学んでいきます。






実際に採血を行う演習もありますが、今回は疑似血液を使用していました。ただし、注射器は本物です。先端には本物の注射針が付いているので誤って刺さないように気をつけないといけません。





学生はドキドキ、先生はソワソワ。本物の注射器を扱うことの緊張感が良い方へ働いているようで、みなさんとても集中した状態で演習をすすめていました。




各グループの場所に先生が巡回してアドバイスをしてくれます。その場ですぐに疑問点などを質問できる環境を作っています。先生のアドバイスを受けて、グループメンバーで試行錯誤。






演習が終わったあと、先生と私で演習中の様子について話ました。
注射器を使うからか、みんな盛り上がっていましたね、と先生に話しかけました。
「注射器とか聴診器とか、"看護"を象徴するようなものを使うときは気持ちが盛り上がって楽しく学習できていいよね」





 続けて先生が言いました。
「でもね、演習で一番知って欲しいのは、道具の使い方じゃなくて、その道具を使う
ときの患者さんの存在かなぁ。今日は道具の使い方だけだったけど、その先に人がいることを意識できるといいんだよね。"何のために看護師をやるのか"そこにたどり着けるといいよねぇ」

何のために看護の道を目指すのか。言い方を変えれば願書に書く志望理由ですよね。志望理由は受験の時にだけ必要なものではありません。入学後の学校生活や、資格取得後、看護職として働いていると、悩んだり挫けそうな時がくると思います。そうした時に「何のために看護をやるのか」その理由がしっかりしていれば、自分を支える力になると思います。
受験や看護の世界に進むことへ不安を抱えている方は、一度LINE等でお気軽にご相談ください。みなさんのお力になれれば幸いです。

それでは今日はこの辺で。次回もお楽しみに。





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